考え方の変化

自然療法を始めて数週間。
ワイル博士の本を読んで、呼吸法やら瞑想を試しています。

週に一回程度の自然の触れる散歩も続いています。
今日はサイクリング。田んぼの多い地域まで一時間位ゆっくり自転車を走らせて、
樹木の中を走って来ました。
往復だと3時間近く走ったかな。坂道も多くて筋肉痛です(>_<)

薬を止めると決心してからおおよそ2ヶ月以上が経ちました。
1ヶ月目の終わりには、すべてを投げ出したくなる程の禁断症状が続いて
心が折れそうになったけれど、何とか山を越えた感じがします。

その経過の中で私の気持ちは大きく変化して来ました。

何が、と言われると言葉で上手く説明出来ないのですが、
何事もあるがままに生きる、足るを知る、と言うことに尽きると思います。

あるがまま、では無い部分もあるかも知れません。

だって治りたい、と言う欲があるから。
でも治りたい、と言う気持ちは、自分の身体本来のバランスを取り戻したい、と言う気持ちと一緒なのです。

薬で眠らされていた1年半。私は後ろ向きの考え方をどうしても改める事が出来ませんでした。
襲い掛かる不安に揉まれて、それに抵抗する力も無く
ただ漂っていた気がします。

これからの人生が以前と違うモノになるかも知れないけれど、治癒力を信じると言う事は自分自身を信じることにも似ていて。
今まで無理をしすぎたり、自分を捻じ曲げていた考え方を変えられるのではないかと期待している今日この頃です。

こうして考えてみると、鬱病になって良かった。薬を飲むと言う経験をして良かったと言えるかな。

まだ若干禁断症状は残っていて、鍼灸も続けなければならないですが、前と違うのは同じ毎日の繰り返しではなく、必ず明日は今日と違う何かが待っていると信じられるようになりました。