法要
年末に亡くなった母親の49日の法要をしました。
我が家の菩提寺は静岡にあります。
私が一人っ子で子供も居ないので、母亡き後は私が入って我が家は終了の予定。
年末に亡くなった為、家族葬でお骨にしたまま49日まで家に一緒に居ました。
お別れの前日はお骨を抱きしめて泣きました。
たった一人になる寂しさを心に抱えて。
「どうして私を置いて逝ってしまったの?」と泣きました。
うつ病の最中、喪主として葬儀と初七日と49日を行うのはとてもキツい事だったけれど、
家人に支えられて無事済ますことが出来ました。
母親の兄弟も三人だけですが集まってくれて、
叔父さん達も涙を流してくれました。
叔父達と話す中で、母の素顔が分かったような気がします。
母は母で甘えん坊だったのに、突然大好きだった父を亡くして
それがトラウマだったようです。気も強くてワガママなところもあったよう。
だから父のような年齢の夫を選んだのだね。
そして頼りになる男の子が欲しかったけれど、生まれたのは女の子の私で残念だったのだね。
お母さんも大変な人生だった。
よく分かるよ。
でもお母さんの娘だった私は、悲しかったなぁ。
もっと女同士で仲良くしたかったなぁ。
色んな事を思い出します。
親が亡くなると過去を失うと言うけれど、どうなのでしょうね。
昨日、帰って来て、本当に疲れ果てたので、今日は一日中寝たりテレビを見たりして
動かないで過しました。
明日からまた普通の日々は始まりますが、まだやる事が山積みです。
でも私はもう振り帰らない。
新しい自分に生まれ変われるように、決して無理はせず
自分の身体の声を聴きながらやって行きたいと思います。