少しの焦り

昨日は母の実家に着物を売るために出かけました。

母が亡くなってから初めての実家訪問です。

それまで身体が動かないのと、何故か怖くて行く事が出来ませんでした。
整理は家人に全てお願いしていました。

私が小学校から20歳まで育った家。
何か心が動くものがあったかと言うと、そうでも無く、冷静にその場に居ることが出来たと思います。
でも、家に帰って来て、夜は泣いてしまいました。
肉親を全て失った自分をまた思い出してしまって。

しかし、脳は疲れてしまったのか、翌日の今日は一日具合が悪いです。

そんな中でも、少しずつ少しずつですが、
私の中に「何かしたい」気持ちが湧いて来ています。

何かしたいのに、身体はついて行きません。
たとえば、外に不要な本を売りに出かけたいけど、
どうしてもおっくうで動く気力が出ないのです。

そんな訳で、やることも尽きて、こうして日記を書いています。

今、無理して「何かをする」と反動が来てしまう事は分かっています。
だから敢えて動かないで、じっとしている。
ネガティブな気持ちを抑えながら。

少しずつ回復しているのだろうと思うけれど、この少しの焦りをコントロール出来たらいいな。
何もしないで、脳の回復を待つのが一番だと思うから。

だって無理して出かければまたきっとフリーズしてしまうもの。

それを何度も繰り返して来た自分。

もうサヨナラしたい。

今はじっくりエネルギーを貯める時期なのだと割り切って
頼める事は頼んで、不安要素を少しでも排除して、

ああ、なんて生き方を変えるのは難しいのでしょうか。

仕事をしなければお金も入らない。
でもでも、その不安を一旦置いておいて、人に頼ることを学ばなければ。

そして自分がしたくないことをしないように。

超自我が無理強いすることを無視して。