うつごころ

タイトルを最初のものに戻した。
誰かから、タイトルが暗いですね、とコメントを貰って変えたけど、
花の咲く頃には、元に戻れそうにないから。

元に戻ると言うのとは、意味合いがちがうかも知れない。
新しい自分になり、それと向き合って生きること。

まあいいや、と思って生きられるようになること。
今の自分が幸せだと受け入れる事ができるようになること。

そうなるには、もう少し時間がかかりそう。

一人の部屋。帰る場所の無い私。
昼ごろ起きてフラフラだったけれどお風呂に入って、
一人暮らしだと思って、洗濯物を入れて畳んだ。もうご飯を用意して食べる気力もない。助けの得られない精神障害者の方たちは、どのようにして、生きて居るのだろうか。

心が空っぽだったから、頑張って色んな事をして生きて来た。
どの季節も街を一人で歩き乍ら、説明のしようが無い空虚感を抱えて漂っていた。明日やる事、出会う人、家事や仕事で、空っぽを埋めようとした自分は、
予定表を一杯にして、土日や仕事の後に誰かと遊びまくっている人達と、なんら変わりない事に気付いた。

では、その頃、私が一生懸命やって来た事って何だったのだろう?
今、希望として持っていた音楽に戻る事って、一体どう言う意味があるのだろう。

分からないことはそのままに。

とカウンセラーさんは言った。

今はただ目を閉じて流れの間を漂うしかないのだろうか。
変わらぬモノはこの世に存在しないと分かっていながら、
居場所のない自分は、失う事を恐れている。

もう、頭が痛い。
何も食べられる気がしない。

悲しくはないけれど
自分がただの置物になってしまったような気がする。

疲れた。