落ち着いて来た

2014年9月から、ずっと気分の波と毎日の状態をExcelに記録し続けている。
そして、秋から始めた寝る前の儀式、自己流「腹筋とストレッチ」&「ヨガ」&「呼吸法と瞑想」を殆ど一日も欠かす事無く続けられている。

抗鬱剤を飲まなくても、少しずつ鬱は回復に向かっているようだ。
自然治癒力は凄いなぁ、と改めて実感する。

寝る前のストレッチも腹筋も、習慣になってしまうと、むしろ楽しみなくらい。
独りで家にいたって、どうしても情報の波に揉まれて頭がパンクしそうになる。
パソコンやテレビ、の情報で疲れた頭と、寝てばかりいてやせ細った身体にはストレッチが本当に気持ち良い。
スピリチュアルな事を頭から信じる人間では無いけれど、自然に任せて生きる力はほしいな、と切に思う。瞑想もアロマも、無理に人に勧めたりはしないけれど、
私にとっては、コンクリートの塊の街や家の中で、唯一自然に触れられるモノなのだ。

その繰り返しの中、最近、ようやく波が落ち着いて、音楽が聴けるようになった。
他のうつ病の方のブログを読んで、私よりも長患いしていらっしゃって
まだ本が読めない、と書かれていたので、
お辛いだろうな...と想像してしまう。

瞑想が終わった後、好きな本を少しだけ、眠くなるまでの間読むのが至福の時間。
文字が読めて本当に良かったと感じる。

逆に大音量や、バラエティ番組、ニュース等が辛い。
あと計算が出来なくなった。
呂律も回りにくい。

でも今はこれでいいのだ。

好きなときに寝て、寝られるだけ寝て脳を休める。
それでも人は何かをしたくなり、それにエネルギーを費やしたら、
また休む。

休むタイミング(している事をあきらめる、体のサインを見逃さない)が大切だし、今の私は人の何倍も休む時間が必要である。

けれど、よくなったとしても、私は休めるだけ休むだろう。

現代の人間は、昔に比べて動き過ぎ、過活動だと心の底から感じるからだ。
何もせずぼーっとし、
眠くなったら眠り、
自堕落なほど、休むことを身体に覚えさせて

無理をしない、それがキーワードなのだと思う。

だから、今までの鬱治療で言われていた、規則正しい生活とか、適度な運動とか、
それが患者さんを逆に追い詰めているような気がする。

寝れるだけ寝る、動きたくなければ動かない。
何もせず、じっと目を閉じて、心も休める。
胃腸に負担のない食事を少しずつ取る。

冬だったら、自分は熊なんだから冬眠中、と思う位休んで良いのだ。

そうしないと治らないんだって、私の身体がやっと分かり始めている。